打首獄門同好会 VRライブハウス「タンパク質パック」感想
打首獄門同好会のVRライブハウス「タンパク質パック」の感想です。ネタバレありです。
タンパク質1発目はヤキトリズムだった!
いきなりのせっせーり!で始まって、一気にライブハウス感に飲み込まれていく「転がされる感じ」いいですよねー、ライブだライブ!
牛乳推奨月間!予想外で笑ったー!なんでライブで聴くとこんなかっこいいんだ?!何気に完全版になってる。
味噌カレー牛乳ラーメン‥そうだわこれ牛乳入ってたわー!ほんとパワーワード。こんなに何度も話題にされたらどうにかして食べたくなりますけど、青森かぁ。日本広いよ広いよ日本。
そして私の中で優勝なのが!
SAWAYAKA!!!
はいーーー!!きたもうこれ!!!
完全に持っていかれました。
この曲が好きで好きで、でも映像化されてなくて。いつかライブで聴きたい、このために静岡まで遠征するぞと思ってたのです。一瞬何の曲かわかんなくなって、SAWAYAKAだって気づいた瞬間脳が変なところ誤作動したらしく視界が揺れた‥。嬉しい嬉しい!
ギターがめちゃめちゃにかっこいい曲。前にインタビューで会長もこの曲かっこいいって言ってて、ですよねー!って思った記憶。
(余談‥http://musica-net.jp/articles/preview/6417/
このインタビューだったけど、ネット上にはSAWAYAKAについて話してるとこは載ってなかった。しかしながら会長の写真が私の中で1、2を争うぐらい好きなやつなので見て‥!)
特にラスサビ前の、Cメロ(で合ってる?かの遠きふるさとで〜あなたを待っている〜のところ)がすごい好き。
こんなにも曲と歌詞の乖離がすごいのにかっこいいって、何なん!?って聴くたびに思うのです。
打首さんに慣れてしまうとこの感覚をつい忘れてしまう時があるけど、この曲とか88とか聴くたびに痺れるように思い出す。
「実家帰って朝からハンバーグ」って会長以外誰も歌えないよ!なんというオリジナリティ!
意図的に、セトリ予想を全くせずにライブに臨むタイプ(出されたものをおいしくいただくタイプ)なので、まぁ本当に予想してなかった。
いつかこのギターを生で聴くぞ!生きる理由!
もうもうもう、ニクタベイコウ!は密になりたいやつだよね。じゅんこさんがかわいいよぅ。
VRライブハウスの醍醐味は演奏を間近で何度でも見られるとこだけど、ニクタベの間奏はまさに何度も見ちゃう。ここ見どころだと思うのに、生ライブだと1番わやくちゃになるところでもあるので、お三方ともじっくり見られて嬉しいな。
肉がきたらやっぱり魚!と思ったらきた!回り回るマグロたち!!!
ライブハウスにマグロ泳いでるってなんだこれだよね!!!(褒めてる)
天井にいっぱいいるーすごいーって上ばっかり眺めてたら、フロアに黒子さんマグロもいてそっちで笑ってしまった。シュールすぎるー!
じゅんこさんがかわいいよぅ(2回目)。お三方ともですけどパフォーマンス全力で、観客がいない感じが全くしなくて、ほんとすごい。
今回はニクタベで風乃海くんが出しまちがうとことか、会長がモニターにぶつかってそっと直すとことか(好き)、ライブ感あってどんどんこういうの出して欲しいって思った!
次回も楽しみです。
打首獄門同好会 VRライブハウス「スターターパック」感想
打首獄門同好会のVRライブハウス「スターターパック」の感想です。思ったことをそのまま書いてます。
とにかくテスト動画では会長が近すぎて緊張しまくって(なぜ)、まともに右方向を見られなかったけども。
ありがとう!だいぶ慣れました!!
最初に言っておきたい!会長めちゃめちゃかっこいい!!この衣装がものすごーーーく似合うと思ってるんだけど、右手の袖がじゃまみたいでばさってやるところすごい好き。
冒頭、タイトルとコロナのテーマの歌詞が浮かび上がる加工がすてきだ!とてもVRっぽい(という表現でいいのかな?)。
新生姜の早着替えならぬ早かぶりも面白いし、ならではだなぁ!特にラスト、みんなジャンプして元に戻るのがかわいい。
あとギターソロの新生姜ヘッドぐるぐる、やってくれると思ってたー!めっちゃ触れる距離がうれしい。いつか本物も触りたいけど、最前列ど真ん中じゃないとだよね‥上手側が好きなんだよね‥。
そしてテスト動画の時よりもあす香さんが近い‥!!すごくすごく嬉しい!
私はギターもベースも弾けないしわからないんですが、ドラムだけは唯一「ちょっとだけやったことあるから何やってるかはわかる」楽器なんですよ‥。
なので、耳コピではわからなかった「どのシンバルを叩いてるんだ問題」が!この動画で!完全にわかる!!バスドラも耳コピできないへっぽこですが、その動きまで見えるじゃないですか!!!
てかすごい手数が多くて細かい‥!!めちゃめちゃかっこいい!
もちろんギターもベースも手元がよく見えるどころの話じゃない近さで見ることができて、とっても嬉しい。
ちょっとコレ、学生さんのコピバンとか増えちゃうんじゃないですか?あああ、学生時代に戻りたい!絶対コピーしてた!あの暇な時間と部室のドラムセットが今あればちゃんと練習したのにぃ!(練習したらできるかというとそれは話が別)
VJ画面をずっと見ることができるのもいい!
打首さんのライブはとにかく見るところが多すぎて、VJ画面まで手が(目が)回らない。DVDでも画面をずっと映してくれないし。
私、ライブに行けない行けない言うてますが、「こどものねごと」は3回ライブで聴いてるんですよ。でもVJ画面をまったく覚えてなかった。今回完全に初見でした。とても嬉しい。
あと思ったのが、360度全部録画で残っちゃうわけなので、ミスが許されないやつだなと‥新生姜の変身で一回切れるけど、基本回しっぱなしだよね‥?
ライブDVDの場合、ミスもそのライブだけの嬉しいアクシデントみたいに思うところあるのですが。Zepp TokyoのDVDの88なんてよく残してくれましたってぐらい好きだし。
でもこれは、誰かが何かミスしたらまさか撮り直しでは?ってぐらいシビアだなぁと‥こちらまで緊張感。
米で終わりかなぁと思ってたら、なんとラストは「明日の計画」ですごくびっくりした!そうだよねライブだもん新曲披露あるよね‥。ライブだなぁ嬉しいなぁ。とっても心に響く曲。
ライブハウスって非日常を楽しむ場で、VRゴーグルで見る、というのはとても非日常にダイブできてぴったりだと思う。
普通の配信ライブはやっぱりお家の中で見るので、日常の中に配信が紛れ込む感じ。
VRは遮断された「箱」に入っていく感じ。音とパフォーマンスを楽しむためだけにある空間で、ほんとライブハウスにいる感じになれるなーって思う。すごいなVR。
で、見終わってから思ったんだけど、もしかして冒頭の「新型コロナの歌」も新録なのでは?!と思ってもう一回聴いたら、やっぱり新録だよね!!なんかもう、いつもながら神は細部に宿る感が‥!
改めて聴き入ってしまったのでした。
【再掲】打首獄門同好会 獄至十五 ファイナルワンマンツアー Zepp Tokyo 無観客ライブ生配信 覚書
2020年2月29日(日)打首獄門同好会 獄至十五 ファイナルワンマンツアー Zepp Tokyo 無観客ライブ生配信の覚書
※ツイッターに感情の赴くまま書き散らかした文章をブログにも置いておこうなんてさらに恥をさらすだけじゃないか企画、四つめです。
10万人が目撃した無観客生配信の覚書です。後でレポを書くなんて思っておらず、泣いたり笑ったりツイッターでつぶやいたりしながら観たので記憶違いがたくさんあります‥。会長のMCなんて一言も合ってないかも‥。
恥ずかしいけどもう答え合わせもできないし、感動しすぎて眠れなくて、夜中にどうしても書きたい衝動に駆られて書き殴ったことがそのまま思い出されるので、あえて直さずに置いておきます。
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(本編ここから)
3日前の26日に発表された生配信。画面の前で配信を待つだけの私ですらドキドキしながら始まった。なんと司会進行役が登場。FM802のDJ・大抜卓人さんの第一声ではじまる。
次に「オメでたい頭でなにより」の赤飯さんが隣にすわり、一緒に進行。 どうやらこの2人が進めてくれるらしい。ステージはまだ無人だ。
何やら軽快な音が鳴り始める。赤飯さん「今流れてるの、いつものSEじゃないんですよね」。ステージ上のVJスクリーン上の映像に変わると「新型コロナウイルスがにくい」という思いをコミカルに歌った曲が流れる。会長お得意の「録って出し」の曲だ。やられた!これは想像してなかった!
今の世の中を覆っているどんよりとした思いも、会長にかかれば笑いに変えられてしまう。これぞ打首さん、といった感じ。
そしていつものSE「池袋のマニア化を防がNIGHT」で登場。会長がいつもの獄バスタオルを掲げ、それぞれ定位置に付く。 「言うなれば、Zepp日本!」という会長MCでオープニングは「こどものねごと」。「お前ら」の歌詞を日本に変えた「オッケー日本あそぼうぜ!」で待ちに待ったファイナルライブが幕を開ける。
なんと、映像に歌詞の字幕がついていた。見ていて分かったのだが、カメラでは主に演者を映さなければならず、打首のウリである歌詞付きのVJ画面まで納めることができない。字幕は初めて視聴する方も多い今回の配信のための、細やかすぎる策だと思った。
そして字幕を出すのは前マネージャー兼VJのサカムケちゃん。その名前を聞いただけで泣けてくる。
たたみかけるように『ニクタベイコウ!』『私を二郎につれてって』とテンションを上げていく。 このあたりで「あぁ、いつもの打首さんだ」と思う。本当にいつも通りの熱さ、フロアに人がいないなんて思えない熱量が、音から画面から伝わる。
間を置かず始まった『音楽依存症生活』 。正直、私はここで号泣してしまい、記憶がほとんどない。「ライブハウスへようこそ!」というセリフが響いたことは覚えている。
「耐え忍ぶのさ それが世の中だとさ」
「それでも社会は厳しいようで 逃げてちゃいけないそうなので」
「耳の穴から注いだ何かを どういうワケだか力に変えてる」
曲を作った本人たちが今一番感じているだろう理不尽さ、多くの人が感じている社会の窮屈さを思い、そしてここ数日私に起こった仕事での悔しさを思うと泣けてきた。
耳や頰がかぁっと熱くなる。力が熱を持って耳から心に流れていくのを感じる。私は音楽が力に変わっていくのを体感していた。
泣いていては楽しめない。付いていかなくては。
会長MCでスクワットのやり方をレクチャーし、始まる新曲『筋肉マイフレンド』。
もちろんみんなおうちでスクワット。 今回歌詞をじっくり見ることができて、とても勇気を貰えた。また冒頭のギターの速弾きをカメラがアップで見せてくれたのも嬉しかった!とてもかっこいい。
私が大好きな『糖質制限ダイエットやってみた』 に続き『TAVEMONO NO URAMI』。
そしてゲストが登場、主治医のDr.COYASSを招いての『歯痛くて』。コヤス先生の、観客のいないフロアに向かっていつもと全く変わらない熱い煽り、お客さんが見えてるとしか思えない。画面を介してもテンションを上げまくってくれる。
進行役の大抜さんと赤飯くんのトークをはさみ、お三方はお遍路装束で再登場。
『88』。この曲は一度でいいからライブで聴いてみたいと思っていたので嬉しい。
このへんで「みなさんの健康を祈らずにはいられない」というMCがあったと思う。今回、全体的にMCは少なめ。初めて見る方がたくさんいる中でだらだらとトークをすることを避けたのかもしれないし、内容がどうしても新型コロナウイルスが絡んでくるのもあったのかもしれない。
進行役が細やかに説明を入れていたが、本人たちが話すより客観的に語ることができるのでわかりやすくなっていて、構成が練られているのがわかる。この3日でどうやって!?チームの力を感じる。
コウペンちゃん登場でタイムラインにコウペンちゃんを呼ぶ声が響く。フロアでユラユラするコウペンちゃんと一緒に『布団の中から出たくない』。 終盤、なんとフロアにお布団が敷かれるという、おそらくZepp始まって以来初では?!という演出。リアルコウペンちゃんがリアルにお布団のそばで待っててくれるさまがかわいい。
布団の上には木彫りのネコ(雲林寺のネコ)が置いてある。そのネコからの『猫の惑星』。間髪入れず『Shake it up 'n' Go〜シャキッと!コーンのうた〜』。
このあたりで、視聴者数が8万人を超える。
会長「音楽業界は仕事が無い、もうちょっとバランス良く行けないものか、でも我々は言っていた、はたらきたくない、と・・・」というMCで『はたらきたくない』。
そうだよね、言ってたよね!普通にはたらけるからこの曲が生きるわけだけど、今はたらけなくて困っている人がいて。それをネタにして笑ってしまえるのが打首さんのいいところ。
あす香さんの岩下の新生姜コール、無観客ライブでもやってくれた!画面に向かって新生姜!と叫ぶ。もちろん私の声はあす香さんには聞こえてないけれど、代わりにレスポンスをPAスタッフさんがやってくれた。何だかかわいい。
新生姜ヘッドをかぶって、サリーちゃん(junkoさんのベースの鎖)が頭を通らないいつもの小芝居もちゃんとやる。今回は赤飯さんをステージまで呼んで通してもらう。
無事にヘッドをかぶれたか、会長の指さし確認後『New Gingeration』。
『デリシャスティック』では「いつもならここでうまい棒をみんなに配るんだけど・・・」という会長に、獄至十五のツアーTシャツにタオルを巻いた完全ライブ仕様の赤飯さんがステージ前に進み出て「会長!俺にうまい棒を回してください!」とお願い。2本のうまい棒を渡され、両手に持って踊りまくる。
まじめな表情で、曲の間一瞬も動きを止めないのがさすが。
ステージ上の真剣すぎる演奏に合わせてフロアで全力の振りが披露される中、うまい棒!うまい棒!という声が響く。なんともシュール。
デリシャスティック後、会長が赤飯さんに「お願いがある。マグロを受け止めてくれ」と言い、ステージに風船のマグロが登場。赤飯くんに投げ渡される。
ステージ前に別のマグロが2匹、ゴムのようなヒモで天井から釣るされて、ビヨーンビヨーンと跳ねまわる。赤飯さん途中からマグロを抱えたままフロアにダイブ、転げ回る。
あす香さんが笑っているのが見ててすごく嬉しい。
会長「赤飯にもう一つお願いがある。戦争をしてほしい。でもひとりでは戦争ができない。どうしたらいいんだ・・・」 と悩んでいると、きのこ軍総大将・バックドロップシンデレラの豊島“ペリー来航”渉さん登場。 迷彩柄のつなぎに、手にはきのこのぬいぐるみ。爆笑する会長。 赤飯さんには、たけのこのぬいぐるみ。
ウォールオブデスの時間になると、会長の二手に分かれるが良い・・・というMCに従って、上手側に渉さん、下手側に赤飯さんがスタンバイ。雄叫びを上げる。
合図でお互い中央に向かって走り、体からぶつかるという前代未聞の「2人ウォール・オブ・デス」。そこからは子どものけんかのようにフロアを追いかけっこ。ぬいぐるみで強めにバシバシ叩いたり、つついたり、転がったり。自由!
その間中、真剣な顔で演奏する会長。あす香さんは歌声に時折笑いがにじみ出てしまう。そのくらい楽しい演出でした。
『カモン諭吉』 誰もいないフロアに向かってのコール&レスポンスは、短縮バージョンで福沢諭吉さんだけお呼びする。カモンカモンカモン福沢諭吉、と会長がコールし、あす香さんが答える。お客さんからの声はない、でも私には全国から諭吉を呼ぶ声が聞こえた。お三方にもきっと聞こえたはずだと思う。
フロアでレスポンスしながらその時を待つ赤飯くんと渉さん。その背中ごしに、ステージが見える。途轍もなく真剣な表情で諭吉を呼ぶ会長。そして最後のレスポンスでフロアに万札が降り注ぐ。大量の万札が舞い散る中で盛大にはしゃぐ赤飯さんと渉さん。
会長「今日は10万人の方が見てくれました。今日初めてライブを見てくれた方も知ってる曲を」で『おどるポンポコリン』。
ラストの曲は『日本の米は世界一』。
会長「願わくば、普通の日々を。春に田植えをし、夏に稲が育ち、秋に収穫、冬にはおいしい新米を食べられる、そんな普通の日々を願わずにはいられない」
この曲だって全国から「世界一!」の声が聞こえた。そう思わせるぐらいのエネルギーが画面から届いてくる。
3人がステージからはける。 この時私のツイッターのタイムラインはすでに「最初から!」で埋まっていた。
画面の中ではPAさんが最初から!コールをしてくれる。司会進行席にいる大抜さん、赤飯さん、渉さんが肩を組んでコールする。
すぐに戻ってきた会長の「もうちょっとだけやらしてもらいたいと思います」に、また泣けてしまった。
アンコールまでちゃんとやってくれる上に、見ている人を間延びさせないように休まず戻ってくる。今回の配信はコール&レスポンスも少なく、うまい棒を回す時間もないので全く休んでいない。2時間もの間、全力疾走している。
アンコールにはゲストが登場。「47都道府県ツアーで最も反響の大きかったこのコラボを」ということで、HEY-SMITHからホーン隊の3名が登場し『パ』のコラボを披露。めちゃくちゃかっこいい!
曲はもちろんのこと、歌わずにただただギターを弾いている会長はかっこいいし、キメ顔で「パールライス」というところすらかっこいい。
『フローネル』 Bメロの語りに入るなり「なんか歌が短いなーと思った方、ここまだBメロです」と丁寧に説明。過去のライブ動画でよく出てくる「Bメロですよー」が聴けてとても嬉しい。
今回のネコの語りはほぼ音源と同じ基本の内容で、初めて見る方への配慮が感じられた。 しかしながら目の前に客がいない状況で語る会長、やりにくいよう。
「これほんとに配信されてんのかな」「みんな笑ってる?大丈夫?」
ちょっと我にかえってしまったらセリフが飛んで話せなくなるんじゃないだろうか。ものすごい集中力だと思う。
じゅんこさんどうぞ、のコーナーでは 「(このコーナー)47都道府県でもやったじゃん?飽きてきちゃって」と爆弾発言。
「わたしお風呂に入らないじゃん?」と10万人が視聴する中でさらに問題発言。
「あの溝?桶?」「昨日は桶に入って、それからお布団にも入らずばったりうつ伏せで寝てしまった」という話を披露。グダグダなままあす香さんがタッタカタンとぶった切る。
会長の「ありがとうございましたー!」で遂に終わってしまったか‥と思ったら、記念写真までやってくれる!
お客さんがいないので、関係者やスタッフさん、カメラさんまでカメラを固定してステージ上に集まる。想像してたよりもたくさんの方が画面に登場してびっくり。
ざわざわと整列する中で、スタッフさんが人数が多いから何人かフロアに降りましょうかという提案をするが、 会長は「いや、フロアはお客さんのものだから」とそのままステージ上に並ぶ。
会長は何気なく言った言葉かもしれないが、この一言は心に響いた。その場所を、私たちがいるフロアを、大切に思ってくれていることが伝わってきた。
一生忘れないと思う。
会長「ライブができなくて、バンドマンは力を蓄えてます。 今回の配信でお金浮いたなと思う人がいたら、ぜひ次の機会に、ライブ費用にあててください。すごくいいライブをするに違いありません」
エンディングSEは『だらだらしたい』 。誰もいないステージとフロアの映像を、ずっと見ていたかった。覚めたくない。まだ帰りたくない。終演後の余韻が、本物のライブハウスに行った後と同じものだった。
違う、ライブハウスに行ってきたのだ。紛れもなく私がいた空間はライブハウスだった。
打首獄門同好会は、10万人以上の人をライブハウスに連れてきてくれた。
そしてこの観客たちはまたすぐに行きたくなってしまう。
この騒動が収まったら必ず行く。
私たちのフロアへ。
【再掲】打首獄門同好会 獄至十五 ファイナルワンマンツアー 福岡 ライブ覚書
2020年2月17日(日)打首獄門同好会 獄至十五 ファイナルワンマンツアー 福岡 Zepp Fukuokaの覚書
※せっかくなので過去にツイッターに書きちらかした文章を思い出とともに置いておくの巻、3つめです。
コロナの影がしのびよる中、それでも密になることに何の罪悪感もなく思いっきり楽しめたライブでした。このたった10日後にライブハウスをとりまく世界がまるっきり変わってしまうなんて、思いもしなかった。
またこんな楽しいだけのライブが戻ってきますように!!!
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(本編ここから)
寒風ふきすさぶ中、待ちに待った開場。思いがけず最前列が空いていてすかさず柵を確保。私がいちばん来たかった上手側の最前列!Zeppで最前列なんて思いもしなかったので、すでに感極まってしまう(はやい)。
ステージ上の巨大スクリーンには「獄至十五ツアー」の日本地図の場所とともに対バン相手のMVが流れていてすごくいい!開場後の待ち時間は長く感じるのにあっという間でした。
いよいよ時間。スクリーンに「獄至十五ツアー」各地の「こどものねごと」の「オッケー○○あそぼうぜ!」の部分だけが編集されて次々流れる。これまでの47都道府県ツアーがどの箱も満杯で熱いことが分かるし、実際に47の動画を並べることで過酷なツアーだったことにも思い至って、感情が高まる!
満を持して登場、SEはいつもの「池袋のマニア化を防がNIGHT」。
1曲目はもちろん『こどものねごと』。オッケー福岡あそぼうぜ!
続いて『だいたいOKです』。この曲は聴きたかったからすごく嬉しかった!
次は『私を二郎につれてって』、もうフロアの圧がすごい。
MC。会長の「近況報告、する?」で先週生放送に出演した「ミュージックステーション」の話題に。
この「近況報告、する?」の一言がすごく‥よかったなぁ‥。なんていうかMステ出演のウキウキ感がすごい伝わってくる一言だった!
階段の話。番組冒頭の階段を降りて登場する場面で階段降りる気満々だったのに最初からタモリさんの隣にならんでて、階段ないのかーと。放送時間が夜9時台になってからなくなったらしい。すごく残念そう。
それでMステと言えば出演者には「Mステのティッシュ」がもらえると聞いていて、もらえるのかなーと思って終わってから楽屋に行ったけど、楽屋には無い。そうか、階段と同じで9時台になってなくなったのかーと思って地下にある駐車場に降りていったら、スタッフの方が「お疲れ様でした-!!(パチパチパチ)」。そこにティッシュがどーん!で、ティッシュもらえました。(めちゃめちゃ嬉しそう!)
会長「あれ使えないよねー」あす香さん「使えないよね」会長「これから花粉の季節だから使おうと思えば使えるけど、それはスコッティを使います」
Mステの話をしている会長は本当に嬉しそうで、こっちも嬉しくなっちゃう。
Mステに出て、懐かしい人から連絡がある。ある人は「老けたね」、いやいやあなたも老けたはずでしょう。ある人は「太ったね」、いやいや確かにこの1年で10キロ太ったけど(!)太ったんじゃなくて筋トレを始めたから。ひとしきり筋トレ話から、みんなにスクワットのやり方を教える会長。
そこから新曲『筋肉マイフレンド』、もちろんみんなでスクワット!この曲イントロのギターがかっこいいなと思いました。
『ニクタベイコウ!』から肉続きで『ヤキトリズム』、福岡では定番になっている曲だけど私は初めて聴けて嬉しかった!やっと「せせり!」コールが言えたー!
「ライブハウスはみんなの気持ちが一つになる場所だけど、明日は月曜日、月曜日の朝は違った意味でみんなの気持ちがひとつになる・・・」と『はたらきたくない』。
なんのMCも曲紹介もなく始まった『もつ鍋が呼んでいる』。イントロが始まった瞬間「きた!!!」と感無量になってしまった。普段聴いていても哀愁漂う歌詞に切なくなるし絶対もつ鍋が食べたくなってしまう。
「明日も闘わねばならぬその身を」のところが特に好き。期待はしてたけど本当にやってくれるなんて!あす香さんの生歌が美しくてじーんとしてしまう。
VJ画面も見たかったけど余裕がなく・・・もつ鍋は映像化してないと思うのでぜひ次の映像に入れて欲しい・・・。
さらにラストのラララーのところでゲストのコヤス先生がラップしながら登場!そこから『歯痛くて』になだれ込む。
『New Gingeration』のあす香さんのコール&レスポンス後、新生姜ヘッドをかぶる時にやっぱりjunkoさんのサリーちゃんが頭を通らないお約束。今回は何回やっても通らなくてお客さんに手伝ってもらってました。無事かぶった後に会長が無言でヘッド全員分を指差し確認していたのがかわいかったです!
会長MC「福岡らしい曲と言えば、焼き鳥ともつ鍋。もつ鍋は獄至十五ツアー福岡のときは(6月だったから)あえてやらなかった。ワンマンツアーの福岡は2月だから、よりふさわしいだろうと。
でも昨日福岡に来てみたらなんだかあったかい。ここ2、3日あったたかった?(フロアうなずく)これは暗示をかければこの曲がいけるんじゃないだろうか、今は夏だ・・・」と暗示をかけられて季節は夏になる。『なつのうた』
「続いては猫の動画でお楽しみください」で『猫の惑星』。
「続いてはくまの動画でお楽しみください」で『Shake it up 'n' Go ~シャキッ!とコーンのうた~」へと続く。最前列はくまダンスがのびのびできる!うれしい。
MC、ビジネスのお話で物販紹介。新しいグッズのポーチ2種やマスキングテープは女性メンバープロデュース。「これがおっさんにはぴんとこないんだよねぇ」としきりにいってましたが売れているそう。わかる。3つとも速攻買いました。
今回は福岡らしいものを、ということでうまい棒は全てめんたい味。キラキラな紫のパッケージが行き渡ったところで『デリシャスティック』。
ここからは『TABEMONO NO URAMI』『島国DNA』『おどるポンポコリン』と一気に終盤戦。
『日本の米は世界一』では「Mステの時よりも大きい声だせんのかー?!」と煽られて、Mステの観客のノリを見ていてフラストレーションを感じていた私のボルテージが一気に上がる!
この煽りはかなりグッときた。いつもは米の時にああもう最後だ・・・と寂しくなるけど、この一声で「絶対Mステを超えてやる!」と謎の使命感に駆られる。
『カモン諭吉』この曲でコール&レスポンスができる日が来るなんて。最前列の「お札ばらまき機(?)」の前にいたので、ばらまかれる瞬間はよく見えたけどフロアにお札が舞い散る景色は見られなかった。後方や2階席からの景色は壮観だっただろうなぁ。
<アンコール>最初から!
「まだ暗示にかかってる人いるかい?」みんなはーい!と手を上げる。「明日は西日本は雪だ、さむい」ということで『布団の中から出たくない』。
続いて『フローネル』。Bメロの語りのコーナーでおもむろにビートが流れ、会長がラップでネコの語りを始める展開に。練習してきたのか?!と思うぐらいラップがなめらか。合間にあす香さんが「YO♪YO♪」とか「チェケラ♪」とか合いの手を入れる。
湯船にお湯をためるところで「タプタプタプタプ♪」と繰り返し、フロアにもレスポンスさせて「タプタプタプタプ♪」「タプタプタプタプ♪」の大合唱。なんてカオスな空間。会長「何を言わせてるんだおれは」
2番の語りはコヤス先生も登場。じゅんこさんどうぞのコーナー。「じゃあじゅんこさん、ラップでどうぞ」と会長が振るも、オタオタして「ラップ?ラップ?」「無理、事故になるから!」と繰り返すjunkoさん。Mステでマイクを通さなかった事故の事をいじられたり。「Zeppでラップ」などいい感じに韻を踏むところもあったけどなかなかグダグダな状況。
見かねた会長が「じゃあ俺に続いてオチをつけて。テレビも無ぇ!ラジオも無ぇ!」とjunkoさんに振ると「マイクも無ぇ!」!!爆笑。「あすかぶった切って!あすか!ぶった切って!」と焦るjunkoさんがとってもかわいかったです。
【再掲】打首獄門同好会 獄至十五 佐賀 ライブ覚書
2019年11月17日(日)打首獄門同好会 獄至十五ツアー 佐賀GEILSの覚書
※ブログなるものをはじめてみましたので、過去にツイッターに書きちらかした文章を置いておきます。
久々に読み返したら、なんかコロナ前のことって遥か昔のことみたいだ‥!
この時はフロアがもみくちゃで身の危険を感じるほどだったけど、これぞライブの醍醐味!って感覚を思い出しました。子育てでライブハウスから遠ざかって、また行くようになってからも安全な場所を選んでたけど、もみくちゃはもみくちゃで楽しい。
個人的には終演後人生初の出待ちをして、Fly Away Tシャツにサインをもらったのが嬉しくて嬉しくてそれはもう嬉しかった‥!あの時私の背中を押してくれた皆さん、ほんとありがとう‥!
新しい生活様式の中で、ライブもままならない状況で、この先出待ちができる日はいつになるんだろうか。
(しんみり)
あとNew Gingerationの前に流れた心の声はもう一回聞きたい。めちゃ面白かったのに、ざわざわしていてよく聞こえないところもあったしもう一回聞きたい。ほんと聞きたい。
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(本編ここから)
待ちに待った打首ライブ。
参考までに、真ん中よりやや上手側、前から5列目ぐらいのデンジャラスゾーンで揉まれていました。さすがソールドアウト、何度も「もう一歩お詰めくださーい!」とスタッフさんから声がかかり場内詰め詰め。junkoさんあすかさんが全く見えなくて、必然的に会長の事しか書いておりません。MCは意訳です。
フロアの男性陣がガンガン行くぜ!って感じの方が多く、ダイバーも多かったです。個人的には十数年ぶりにデンジャラスゾーンに来てしまい、ダイバーをさばくカンを取り戻すのに必死でした・・・。
対バン、ネクライトーキー。
これは私の感想より後述する会長のMCを読んでいただく方がいいと思います。とにかくかわいい!フロアから「かわいい・・・!」「めっちゃかわいい!」という声が漏れ聞こえてきました。
キーボードの方が「アラバキで獄くまタオルを物販に並んで買いましたー♪」って言ってたのがかわいさ最強でした。
<打首獄門同好会>
入場SEがいつもと違う?と思ったら、スクリーンに映像と会長のナレーション。「Romancing Sa・Ga」の佐賀を「Romancing佐賀」とかけたネタと「ストリートファイターⅡ」のGUILEとSAGATをライブハウス名佐賀GEILSにかけたネタ。
何かきいたことあるなと思ったら戦国絵巻ツアー佐賀でも同じのをやってました。後ほど会長からMCありましたが「ややウケ」だったとのこと。いや凝ってて面白かったですよ!
満を持してSE「池袋のマニア化を防がNIGHT」。この時点ですでにもみくちゃ。
1.こどものねごと
「オッケーGEILSあそぼうぜ!」
2.パ
「はなわの弟・ナイツ塙宜之はjunkoさんの元職場後輩」っていうのが画像つきで。長い!
3.きのこたけのこ戦争
ウォール・オブ・デス激しかった・・・。
4.Fly Away
新曲聴けた!Fly Away~♪って歌うの楽しいけどすでに酸欠状態。
MC 対バンのネクライトーキーを熱く推す会長。
「ツイッターでYouTubeで何か流れてきたらとりあえず見るじゃん?それで最初は正直、声がいいと思った。歌を歌うために生まれてきたような声。
実際のバンドの演奏を聴いたのはアラバキの時で、そこでごめんと。勘違いしていたと。この5人の演奏が5人ともとても良い、この5人がバンドやってるのは奇跡だと思う。
これはみんなに生で聴いて欲しい。そしたらツアーに呼びたい、呼ぶならひと枠残っている、そう、佐賀だ。
正直誘いづらい、東京のバンドをひと枠だけ九州に呼ぶのは誘いづらい。ダメ元でお願いしてみたらOKが出た。すごく嬉しい」
「(生で見て欲しいバンドをツアーで呼べるような)そういうバンドでありたいですね」といった内容。
あと「服部って誰?」は二回言ってました。確かに気になる。
5.なつのうた
佐賀はこの日最高気温22度と暖かかったということで、暗示をかけられ会場は夏になりました。
6.Shake it up'n'go~シャキッと!コーンのうた~
ぎゅうぎゅうすぎてくまのダンスが踊れない。心残り。
7.猫の惑星
この曲は会長が目を伏し目がちにして歌うところが好きで、「問題なーし」で目をかーっと開くのがたまらなくかっこいいと思います。
8.はたらきたくない
今日は赤ギターに持ち替えなかったです。なのでちょっと音がいつもと違う感じ。しかしこの曲は盛り上がる!
9.島国DNA
「打ち上げは海鮮を予定しております!」で魚!マグロが飛び跳ねる。
10.New Gingeration
会長junkoさんは一度はけて、あすかさんの「岩下の新生姜」コール。新生姜ヘッドをかぶり再び登場する二人とともに、会場に「心の声」が流れる(会長の声だけど、あくまで心の声。けっこう尺は長かった。開演前の物販お知らせツイートを忘れるぐらい没頭していたネタ仕込みはこれかと思われます)。
黙々と楽器をセッティングする中で、やっぱりjunkoさんが新生姜ヘッドをかぶってからベースの鎖を通せなくなってて、その様子を心の声が実況していたり(リアルタイムでしゃべってるのかと思うくらい息ぴったりだけど声の主はステージで生真面目な顔を崩さない)。
「岡崎体育くんの丸パクリじゃないか。鹿児島と熊本に来てないお客さんはポカーンじゃないのか。許可はとってるのか」と元ネタを明かしたりする内容でした。あんまり覚えてないのが悔しい!面白かったです!
11.デリシャスティック
この曲を聴くために来たと思うくらい大好きでかっこよくて死ぬかと思いました。
このあたりからフロアから湯気が上がるほどの熱気で怒濤の展開。
12.歯痛くて
会長バージョンの歯痛くて。大変そうだなぁと見てて思います。
13.ニクタベイコウ!
「魚もいいが佐賀牛も食べたい~!!」中央にサークルができてまんまと巻き込まれました。いやもうしんどいけど楽しい!
14.おどるポンポコリン
死ぬ気で踊る!
15.日本の米は世界一
いつもこの曲聴くとあぁ終わっちゃう・・・と思うので、最後に残った気力を振り絞る。
アンコール「最初から!」
アンコールから再びステージに戻ってきてくれたとき、後方から「おーい!」というお子様のかわいい声が。笑顔で手を振る会長とじゅんこさん(あすかさんもかな?見えなかった)に再びかわいい声が「だいすきだよー!」!!!
あまりのかわいさに会場中が和む和む。
会長「いやーおじさん疲れ吹っ飛んじゃったなぁ!」
16.布団の中から出たくない
「佐賀は昼間22度、夜は8度。寒暖差が激しい。外はきっとさむい」外に出たら本当に寒かったです。
17.フローネル
今日のじゅんこさんどうぞのコーナー
じゅ「昨日佐賀のホテルに入るのがけっこう早かったじゃん?で、お洗濯してたら(乾燥機が)乾かなくて。3時間ぐらいかかっちゃったのね」
会長「そう、たぶんあれはね、中のホコリとか掃除してなかったと思う。おっと急に佐賀のどこかのホテルをディスりはじめたぞ?」
じゅ「それで、お気に入りのアクセサリーが壊れたから直してたの、アロンアルファで」
会長「アロンアルファ?」
じゅ「そうしてたら昨日あれがあってたでしょ、ターミネーター。そんないろいろしてたら寝るのが3時になって。目覚ましを7時半にかけて寝たんだけど」
会長「それはライブの入りを考えたら早い時間ですね」
じゅ「で、朝アラームが鳴ってるのはわかるのね。あーアラーム鳴ってるなーって。鳴ってるなーって・・・それで、それは二度寝ですか?」???
会長「んん?・・・起きてないですよねそれは」
じゅ「私、二度寝はしない派ですけどね!!」
→タッタカタン。毎回毎回思いますがあすかさんのドラムが間髪入れず入るところ、神業すぎます。
ラスト「打首獄門同好会でした!」で音が止み、SEで「だらだらしたい」が流れてきました!
会長が獄バスタオルを再び広げ、タオルを置いた後、ステージ真ん中であのフリをしながら一緒にサビを歌ってくれました!!!鹿児島熊本でもやっていたみたいですが、知らなかった私には嬉しいサプライズ。最後まで楽しませてもらいました!
【再掲】打首獄門同好会 獄至十五 長崎 ライブ覚書
2019年6月27日(木)打首獄門同好会 獄至十五ツアー 長崎DRUM Be-7の覚書
※せっかくブログ開設したので、過去にツイッターに書きちらかした文章を置いておこうと思います。
なんというか‥覚書です。
これがものすごく長い。
今思えば、こんな長い文章をツイッターで連ツイしたって嫌がらせか‥!って思うんですが、めちゃめちゃ幸せなライブ後で思考が沸騰してたんですよね‥。フォロワーさんが少なかったとはいえ‥テロかよ‥。
ほんと、その時読んでくれた方ありがとうしかないです。
読み返してむず痒くなりますが、沸騰してたんだなと思って生暖かい目でみていただければ嬉しいです。
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(ここから本編)
もうね、愛が重い。すごく長くなりそう。年1か2のライブに賭ける地方民の重さが出ちゃう。
まさかの良番が取れてしまったので、人生初の最前列かぶりつきでした。想像よりモッシュもダイブもなく(長崎だから?)堪能しました!
まずは対バン・バックドロップシンデレラ。
初めてのバクシン。登場した途端に「本物!」と思う。
一徳さんの色気がすごい!あゆみさんはあゆみさんとしか言えないオーラばんばん、最初からダイブで飛ばしまくる。渉さんのアフロは想像以上、ギターの手元も想像以上の動きですごい。キャナコさんは、ただただもう細くて美しい!!!
あゆみさんが長崎県は佐世保の出身なので、お帰りなさい感満載。バクシンの長崎ライブは10年ぶりだそう。
MC渉さん「いや、いろいろあったんですよ」
「10年前のライブの時、予約客が一人もいなくて。一緒に出る他のバンドの予約客もいなくて、これはほんとに一人か二人かなーと思って」
「ぶらぶら外に出たら、やたら猫がいて」
「どうにか猫にこう・・・チケット代をくくりつけてライブハウスに連れてこれないかと。チケット代は俺がだすから、こう、くくりつけられないかと」
「お客さん一人でも猫が周りにいっぱいいたらさみしくないでしょ」
会場大爆笑。
「フェス出して」大好きだから聞けて良かった!
曲の途中MCで渉さんから「スラムダンク風に聞きたいなぁ」のフリで
あゆみさん「スカイジャンボリーに・・・出たいです・・・!(膝から崩れ落ちる)」
本気の演技!
(スカイジャンボリーは長崎のフェスです。10-FEETがすごい初期から常連で出てます。
バクシンに出てもらうにはどうしたらいいの?エフエム長崎にメールしたらいいの?!)
バクシンで聴けたらいいなぁって思ってた「サンタマリアに乗って」。イントロ来た時はひゃあーって嬉しくて、歌詞が改めてすばらしくて泣くかと思った。
そしてウンザ踊るのって難しいと知った。練習必要だったやつか!
あとは
歌わなきゃジャクソン
池袋のマニア化を防がNIGHT
本気ウンザ
さらば青春のパンク
だったと思います。順番は忘れてるし何か抜けてる気がする。
とにかく最後までぶっ飛ばしてくれて脳内スパークしちゃうライブでした!途中渉さんのギターが凄すぎて私の耳のキャパを超えたのがわかっちゃうぐらい、超絶。
かっこよかったです!
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バックドロップシンデレラが終了。幕間でステージに暗幕が降り、少ししてPAチェックのためのドラムの音が。
つまりあすかさんがそこにいる!ひえぇ、音が近い。
最前列にいたので、暗幕を隔てた2メートルか3メートルの向こうにあすかさんが・・・てことはもうすぐそこに会長が・・・と思うだけで脳内テンションが最高潮。
ほどなくしてギターの音が聞こえてきたときにはもうなんか変なアドレナリンがどばどば出てるのが分かります。
姿は見えないのに音だけで感じる気配が、こんなにも人を熱狂させるものなのか。
幕が開いて、SEはもちろん池袋マニア化、きたきたーってフロアもガッと盛り上がる。
もちろん一発目は「こどものねごと」!オッケー長崎あそぼうぜ!
2曲目の「パ」。ハーハハハーハーハーハー、ときたからやっぱりオチは長崎ネタかな?何だろ何だろ?わくわくしてたら、まさかの「ハウステンボス」!語呂がキレイ!
それから怒濤の「YES MAX」。このあたりで私の記憶メモリがすでに容量いっぱいに近づいたらしく、記憶があやふや。思いついた順にいきます。
「私を二郎に連れてって」「シャキッと!コーンのうた」で暴れて踊って。
会長「長崎は、魚の漁獲量全国一位だそうですね!」というMCからの「島国DNA」。
フロアにおなじみのマグロ(浮き輪)が投入される。楽しい!こんなに楽しかったんだ!
MC。
会長おもむろに法被をはおり、風乃海くんは提灯を掲げる。会長からからひとしきり浜松と浜松まつりのご紹介のあと、「長崎にもくんちというまつりがあって、なんか回るそうじゃないですか!」というフリで「HAMAMATSU」。
フロア中段で練りが始まる。
私はもう前しか見てなかったからわからなかったけど、終了後会長から「高速で回ってました」とのお言葉。
長崎くんちは街中で船を回すんだけど、回る速さが速いほど、回数が多いほどエライのだ。
どこのタイミングだったか忘れましたが、MCで覚えてるところを。
会長「仲良くしているバンドに長崎出身のバンドマンが3人います。バクシンあゆみさん、URBANフェチ、ニガミ17才がいまして、どれも濃い。長崎とんでもないところだなと」
このお三方は全員、長崎県は佐世保の人なのですよね。確かに佐世保はやばい。米軍基地があって、本格的なバーで演奏できるところがあって、音楽も本気度が高かったりする感じ。
若りしころはURBANフェチのラジオや、ニガミの前のバンドである嘘つきバービーを聴いたりしてたので、こんなところで人々がつながっているなんて面白いなぁ!
ギターを赤に変えて「はたらきたくない」(前奏ばっちりでした)。愛あふれる「猫の惑星」。
この辺であすかさんも会長も汗がポタポタ落ちるほど汗だくで、ステージの熱さがフロアの比じゃないことを感じる。
会長から「6月だけど、今は冬だ。寒いんだ」と暗示をかけられ(まんまとかかる私)「布団の中から出たくない」。
「おやつの時間です」とうまい棒が配られて「ビジネスのお時間です」で物販紹介。いよいよあれだ、私が一番楽しみにしてた「デリシャスティック」だ。
遮るものがない場所からの「デリシャスティック」は、イントロのギターが、続くドラムとベースが、直接体に入ってくるようだった。
本当にたった3人で演奏してるんだろうか。
そして重くて密度の濃い音が始まったと思ったら続く歌詞は「たこ焼き、チーズ、コーンポタージュ」で、毎日のように聞いて、毎日クスッと笑ってしまう。
この打首の音楽の真髄ともいえる音と歌詞のギャップに、いつもやられてきた。それをこんなに近くで、爆音で、聴けている。
この曲の時はいつも会長の目がことのほか鋭くて、世の中の理不尽な何かと戦う目をしていて。
私はこの目を見たくて、勇気を出して最前列に来たんだ、と思う。
うまい棒が踊る最高潮の盛り上がりの中でフロアが二手に分けられ「きのこたけのこ戦争」。
もみくちゃになりつつ「歯痛くて」。
文字通り踊りまくった「踊るポンポコリン」。楽しい!!!
「梅雨入りが遅れて、農家の方は困った事でしょう、今年のお米の豊作を祈って!ご唱和ください!」
「日本の米は世界一」!
大好きな曲だしめちゃくちゃに盛り上がるし普段は絶対でない大きな声出して気分は最高だけど、ラストの曲だって思うとやっぱり寂しくなってしまう。
終わっちゃう、終わらないで。
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アンコールのかけ声、長崎は何をしても「もってこーい」が定番。
最初から!も好きだけど、やっぱり長崎ならではの「もってこーい」をかけたいなーと思っていた。長崎のライブならどこからか「もってこーい」が聞こえてくるものなのだ。
でもどこからも声が出ない。
フロアはざわざわしているけど、肝心のアンコールの第一声が出ない。
あれ?アンコール、しないの?!
こんなに間が空くなんて!?
アンコールかけないなんて、ありえない!!
私はアンコールのかけ声でみんなを誘導しちゃうような、そんなタイプでは決してない。でも、こんなに間が空くなんていやだった。
せっかく遠い道のりを来てくれた彼らに少しでも返せるものがあるとすれば、このアンコールだけだった。ここで声を出さないわけにはいかない。
もってこーい!もってこい!
恥とか全部かなぐり捨てて死ぬ気で声を出すと、横から後ろから、もってこーいの声が聞こえてきた。すごく嬉しい。
もってこーい!もってこい!
もってこーい!もってこい!
めちゃくちゃ緊張した。
今までのライブで、私は誰かの声の後ろに乗っかるだけだったのをものすごく反省した。こんなに緊張するものだとは!
そして後に続いてくれる声の人が、すごーく大好きになってしまった。顔見えないけど。本当にありがたい。
自分が上げ続けないと途切れてしまいそうで、ずっと声を出し続ける。
大丈夫、届いてるはずだ。
予定調和のアンコールでも、この声が大きければ大きいほど気持ちが届くはずだ。
最初に戻ってきてくれたのはじゅんこさんと風乃海くんだった。なんとお手てつないでた!かわいい。
こんなにアンコールが嬉しいのは初めてだ。
会長「アンコールのかけ声がご当地なのは、青森と長崎の二県だけ。青森はラッセーラ」
「やっぱりなんか・・・アガるね」
!!!
このアガるね、の一言がすごく嬉しかった。一生ものの嬉しさ。絶対忘れないと思う。
ちょっとでも長崎いいねって思ってくれたなら、これ以上の嬉しいことはない。
ライブはこんな一瞬をくれる場所だ。その人にとってその時一番必要な音、言葉、表情が、まさに今しかないという瞬間を狙ってシンクロする。一生忘れない思い出になる。
もうほんと記憶なくて悔しいけど、この辺でバクシンとは長い付き合いで〜といった話をしたと思う。それで
会長「次にバクシンが長崎でライブをやるときには(きっとバクシンが呼ぶ方だから、もってこーいの声を)あゆみさんにかけてあげてください」
会場大きな拍手。すごいバクシン愛が感じられるMCでした。
その時は行く!約束します!
で「フローネル」始まって。
ハイライトはネコのせりふ後半から。
いつもは「あーバイトだるいー」で始まるところが
会長「ヴァーーー」
(なんか長い。フロアクスクス笑い)
「ヴァーーーー」
あすかさん「長いよ」のツッコミ。
「バイトだるい」
会長「バイト先の店長、絶対猫好きなんだよなー、俺のことじとーっとした目で見てくるんだよな-」
「やだなー、もうバイト辞めたい、ん?あっ、バイト、辞めちゃえばいいんじゃないかー!」
で、バクシン全員がステージ乱入。
あゆみさん→一徳さん→キャナコさん→渉さんの順にバクシンの「バイトやめよ」を熱唱。
打首メンバーも含め、みんなめちゃめちゃ楽しそうで。
仲良し感がすごい!!
じゅんこさんどうぞのコーナー。
「控え室のモニターで見てて、バクシン盛り上がってんじゃん、すごく」
「で、チアリーダーみたいにポンポン持って応援に来てる人いるんだー、って」
「違う、渉さんの頭だったんだ!って」
なーんとぉーーー!?
会場大爆笑。
このコーナーは公式Twitterで映像が上がってましたが、カットされてた部分がちょっと良かった。
会長は最初気づいてなかったんだけど、みんなが大爆笑してる間に渉さんがしれっと風乃海くんの隣に来てて。
黙ってちょっと頭フリフリしたりしてかわいい感じで。
そこでドラムがタッタカタンって入って歌い始めたんだけど、歌ってる途中で会長が渉さんに気付いて目が合って。
そこで「なんだ、いたのかよ」って感じでフフッと苦笑したのがもう、仲良し?!仲良しなのね?!って感じの笑い方で。
すごくいいもの見れました。
それと同時にじゅんこさんが
「アフロ!最高!」ってアドリブ入れてきたのを、即座にあすかさんも会長もアフロ!ってやってるのもすごかった。アドリブなのかな?
どっちにしても会場のアフロ最高!の声はカオスでした。
長崎レポこれで終了ですー!あら、何か達成感。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
続・百均のVRゴーグルで打首獄門同好会のライブを見たら暗示をかけたくなった話
続きです。ここからはさらにお時間のある方だけお付き合いください。
なぜ私がここまでセリアのVRゴーグルを推すのか。
それは「VRライブハウス計画」には絶対にVRゴーグルが必要だと思うからです!!!
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理由のひとつめは、完全に私利私欲のためです。
私は1回でも多く彼らのライブを見たいんです。
新型コロナウイルスがやってきて。
打首さんだけでなく全国ほぼ全てのバンドのライブがストップして しまいました。
バンドにとって、音楽業界にとって大打撃なのは、皆さんもご存じの通りです。
打首さんも2月29日の無観客ライブ配信を最後に、ライブが中止になっています。
(無観客ライブ配信とその後の活動についてもたくさん語りたいで すが、ここでは割愛します)
6月になって他バンドのライブハウスでのライブが開催されるなど嬉しいニュースが入ってくるものの、ソーシャルディスタンスを保ちながらのライブであり、昨年まで当たり前だった三密状態でのライブが戻ってくるのはいつのことか。
どのバンドでも存続に関わりかねない深刻な問題です。
そこで打首さんが満を持して打ち出してきたのが「VRライブハウス」。
これまでにない、新しいライブハウス体験。
楽曲はもちろん、ライブがめちゃくちゃ楽しくておもしろい打首さんです。すでにいろんな世代のいろんな属性の人が楽しんでいるライブが、今度は家で楽しめる。しかも、VRという形で!!
先ほども言いましたが、私は地方在住かつ育児中で、ライブのための遠征がほぼできません。
応援しようにもなかなかライブに行くことができない。
家族がいるのでグッズを買って応援するのも限界があります(買うけど)。
でもこのライブなら遠征できなくたって問題なし。地方民にとって夢のような話です。
近年チケットが取れないバンドになりつつある打首さんですが、これなら全ての人にチケットが行き渡るのもうれしい。
もうずっとずっと配信してほしい!
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もうひとつ、理由があります。
実際にVRゴーグルでテスト配信を見て。
会長がつくる「VRライブハウス」はVRゴーグルを使うことで完成するのではないか、と思ったのです。
これはもう・・・語彙力貧困な私には言葉にできなくて。
「とにかく一回見てください!見たら私の言いたいことが分かるから!」と言うしかない。
あす香さんいわく「打首のコア」である会長が、コロナという障壁をむしろ糧にして、これまでにないライブハウスを作ろうとしている。
むしろ一人一人の脳内にライブハウスを作ろうとしている。
それはおそらく、VRゴーグルで体験することで、最高の状態に仕上がるのではないか、と思ったんです。
まぁ、思い違いだったらごめんなさいですが。
だからこのVRライブを、たとえ一人でもいいから多くの人に「VRゴーグルという環境で」見てもらえたらと思ったんです。
そして、これまでとは全く違ったライブになるわけだから、リアル でのライブとは表現の仕方も違うでしょうし、一度より二度目、二 度目より三度目の方がより楽しいライブになるだろうと思います。
もうずっとずーっと配信してほしい!!
もちろんコロナ収束のあかつきにはリアルのライブハウスだってそりゃ行きたい!!
そういう未来のために、私は今「とりあえずでいいから、セリアのVRゴーグル、試してみて!」って言いたかったんです。
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もちろんVRで酔うなどいろんな理由で見られない方もいると思うし、打首さんの人気なら何もせずともたくさんの人が見るだろうし、わざわざ拡散力もない私が叫んでみても、と思わないでもありません。
でも、言わずにいられない。
大澤敦史という人が表現する新しい世界が見たい。
私はできることなら末永くそれを見ていたいのです。
そして一人でも多くの人に見てもらいたい。
できれば打首さんのトリコになって欲しい。
いや、なるはずなんです!
だって言うまでもなく打首さんのライブは楽しすぎるから!
一度体験したらやめられなくなることうけあいだから!!
というわけで、今一度コール&レスポンスお願いします!
いくよー!
「セリアに行ったら-?」
\\VRゴーグル!//
‥茶番に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。